重症薬疹その2

前回、入院までの経緯を書きましたが、今回は入院当日から、原因究明(確定ではないが)まで。

個人の記録の意味もありますが、可能性は少ないながらも、同じような症状の人に、判断を間違って欲しくないので書いておきます。

 

◆8月16日(入院初日)

夜中も目ヤニがすごく、10分も目を閉じてると、目が開けられなくなるくらい。

これまでに体験したことがないくらいの目ヤニが出ました。

朝起きると、首から胸部にかけて、赤い発疹が出ていました。よく見ると、腕やお腹にも。

再々度、同じ病院に駆け込むと、内科で血液検査、尿検査、エコー、CT・・・眼科、皮膚科と色々な科もはしごし、医者から言われた言葉は、

「感染症の疑いが強いですが、悪性リンパ種・・・ガンの可能性もあります。」

入院を推奨され、半分放心状態で入院しました。

会社と家に連絡したのは覚えてますが、それ以外の記憶はほとんどありません。

あ、骨髄検査もしたんだった。腰の骨に穴開けて髄液を抜くやつ。死ぬほどってこともないけど、かなり痛かった。

 

◆8月17日(入院2日目)

2時ごろ目が覚めて、なんだか唇が異常にかさつく感じ。

朝方、多少熱が下がるも、朝ご飯を食べようとすると、喉が詰まる(狭くなっている)感じがして、食事をうまく飲みこめない感じでした。というか、ツバを飲みこむのさえ、頑張ってやる感じ。

再び熱が上がってきて、お昼にはまた39度まで上昇。喉の詰まる感も増し、昼ご飯は全く食べられず。

 

夕方、担当医師ではなく、主治医が来て、発疹の出方、喉の奥の白い斑点などから、麻疹(はしか)の可能性が高いとし、隔離部屋に移動しました。

ただ、麻疹ならば、治す薬がないので自宅療養が基本らしく、退院か否かを問われました。「失礼な言い方ですが、帰れという意味でしょうか?」といった趣旨の質問をしたところ、一応否定され、自宅療養は国の方針という説明を受けました。麻疹撲滅のため、院内感染を避ける狙いのようです。

病院としては、入院を続けたいなら受け入れるが、面会謝絶で数日~数週間、ただ耐えるだけ(解熱剤は入れるにしても)の入院となるため、患者の意思を尊重するという話のようです。

一瞬、帰りたいと思ったのですが、とにかく飯が全く食えない状況だったので、帰っても仕方ないと思い直し、入院継続でお願いしました。もしここで帰るという判断をしていたら、今より大変なことになっていたかもしれません。下手したら死んでたかも。

 

夜になって、話が急展開しました。

主治医は、麻疹の可能性が高いとは言ったものの、感染経路が不透明なことが気になったようで、その後も保健所に直近の国内感染例を問い合わせたり、色々調べていたらしく、そこで「もしかして薬疹かも?」という疑いを持ったみたいです。

テグレトールを8月2日より飲み始めていたのは、最初に受診したときから言ってはいたのですが、入院前日の朝の先生、夜の先生、当日の担当医師のいずれも、薬疹という考えには至らなかったようです。どうも飲み始めの時期がうまく伝わっていなかった感じもありますが。

薬疹というのは、飲み始めてから2週間くらいで出る場合が多いらしく、そういう意味ではまさに典型的なタイミングだったと言えます。

で、夜になって、主治医は薬疹の可能性のほうが高いと踏んだらしく、女房を病院に呼び出しました。というのは、もし麻疹なら放っておくしかないが、もし薬疹なら放置したら死ぬ。麻疹の検査結果は数日かかるから、それを待っている訳にはいかないので、薬疹と仮定してステロイドを投与したいので、同意して欲しいという内容だったようです。

ステロイドは副作用も強く、安易に使うべきものではないらしいですが、短期間ならさほど問題なく、もし麻疹の陽性反応が出れば中止すればよいという感じの流れで、小一時間は話していたようです。

その頃ボクは、「部屋の外のナースステーションで女房の声が聞こえる気がする・・・幻聴か?」なんて思いながら、40度近い熱で苦しんでいました。入院継続が良かったのか、悪かったのかと考えていたところ、話を終えた主治医が入ってきました。

で、上記の話を簡単に説明され、奥さんの同意は取ったからと、ステロイドの点滴60mgを受けました。解熱剤もあったのかもしれませんが、その後すっと熱が下がり、ようやく少しだけ落ち着きました。あと、ステロイド入りの目薬も入れることに。

上でも書きましたが、退院という選択をしなくて良かった。

ヘヴィ

ヘヴィ について

当サイト管理者。デジタル物が大好きで、カメラとかタブレットとかウェアラブルデバイスとか色々と買い漁る夢を持ちつつ、貧乏という名の壁が立ちはだかり現実となっていない。てか、ケチだからきっと現実にはならない。最近は仕事に忙しいが、唯一モンハンだけはいつも弄ってるハンター系社会人・・・を名乗っていたけど、それさえ出来なくて、既にただの社会人w

重症薬疹その2」への1件のフィードバック

  1. うーん……、これは凄い。
    怖い……。
    ドキュメンタリ的な怖さがある。

    PCの設定とかもそうだけど、どこかの誰かのためにもしかしたら役に立つかも、って感じで記録しておくのはいいですね。

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